2010年9月と10月に、3日間に分けて育休を取得された、三重県伊勢市の鈴木健一市長。実際に子育てに関わった経験と、市内外に与えた影響などについてFJ安藤が聞きました。
【丈夫なはずの妻でもつらかった産後】
安藤 そもそもの動機はどんなことでしたか?
鈴木 市長になる前に、市議会議員を二期していまして、教育の分野、福祉・医療の分野といろいろとやっていました。市長に就任してから、「じゃ、子育てに対する状況というのはどうなんだろう?」と思い、伊勢市が次世代育成に関してとったアンケートを見てみますと、「出産・子育てに関すること」それと、「出産後の仕事の復帰」に対して経済的に不安を持っていらっしゃる」方が、48%くらいいらっしゃって、それとは別に、例えば、保護者がなんらかの病気をしたとか、仕事でトラブルがあったときとか、そういった時に、「頼れる人がいない」という方が、10%くらいいらっしゃったんですね。
それを見て、「あ、これは、数字では見えない部分がもっとあるんだろうな。何かしらの政策をうたなきゃならないんだろうな。」というのをおぼろげに感じていました。
安藤 元々子育てにはかなり関心があったということですね。
鈴木 はい。実際に、妻が出産するときに、比較的「いい環境」を準備していたと思うんです。
それはなぜかというと、妻はテニスプレーヤーでしたので、肉体的に丈夫で、精神的な面は助産師さんにお願いしていました。助産師さんってあまりシステマチックではなくて、心の部分までぐっとこう掴んでくれるような部分がありますよね。それで僕も信頼している方なので、安心してお任せてしていたんです。
それが、実際に出産したら、母乳が出なくて、ずいぶん苦しんでいる姿を見たんですね。その時に、彼女は「育児ノイローゼになる気持ちがわかる」ということを、ポロっとこぼしたんです。
それを聞いた時、結構僕はショックが大きくて、「あれ?肉体的にも精神的にも大丈夫なはずなのに、そんなに大変なんだ」とびっくりしました。ということは、彼女がこんなに一生懸命やっていてもこういう風に不安を持っているということは、これは当然、先程申し上げたように、アンケートの数字の部分以上にもっと多くの人がこういう風に不安に思っていらっしゃるんだろうな、と思ったわけです。
それであれば、なんらかの形で僕は育児に参加して、そして、世の中のお父さんに対して、育休をとるかどうかは別にして、育児に参加できる機会を与えられるようになったらいいな、と思ったんです。
安藤 育児に対する意識を高めるということですね。
鈴木 そうですね、意識を高めるための何かができればいいな、と思ったのがきっかけです。
【「意識を変えてもらうことの方が大事だよ」という妻の言葉】
安藤 最初に奥様に「育休をとる」と話をされた時、反応はどうでした?
鈴木 素直に喜んでましたね。ただ、育休をとる前に、出産直後になるんですが、妻が乳腺炎と、子宮内膜症という病気になってしまったんです。
安藤 大変でしたね。
鈴木 ええ。その時に、僕は何をしたらいいのか、しどろもどろになっていた時期があったのですが、妻からは、「意識を変えてもらうことの方が大事だよ」と言われました。ほかにもいろいろとぶつかり合いながら話をしたのですが、僕が「実は、育休をとろうと思うんだ」と言ったら妻にも安心してもらえました。
安藤 その話し合いのプロセスが大きかったと?
鈴木 そうですね。そこがやっぱり大きかったですね。
安藤 母親というものに対して男性は、自分を育ててくれたお母さんのイメージがすごく強い。それだから妻に対しても「この人もできるだろう」と思ってしまうのですが、産後、ナーバスになっている妻を見て、理想と現実のズレからどうしていいか分からず、特に精神面でのフォローが甘くなってしまうところがあるようなんです。それに非常に似た状況だなと思いました。ただ、市長の場合は、そこでしっかり奥さんと向き合って話し合ったというのがよかったんじゃないかなぁ、と思いました。
鈴木 そうだと思います。
【意外にも50代~70代の男性からは賛成の声】
安藤 庁内で育休を発表された時、職員の方の反響はどうでした?
鈴木 「えっ??」というちょっとびっくりしたような反応でしたね。でも、実際育休をとるまでに、秘書課の職員と、どうやってとったらいいかなどを詰めていましたから、混乱はなかったです。
安藤 では、市民の反応はいかがでしたか?
鈴木 賛否両論ありました。まず、メディアに取り上げられたので、市内だけにとどまらず、県外からもお叱りのご意見もいただきました。ただ、おもしろかったのが、一番反論があるだろうな、と思っていた、50~70代の男性の方から、「お、いいじゃないか」というご意見をいただいたことです。
安藤 ほー、それは意外ですね。
鈴木 そうですね。印象的なご意見の一つとして、ある60歳代の魚屋のおやじさんがおっしゃったのは、「店をやっていると、夫婦で交代交代で魚を売ったり仕入れたりしないといけないから、その間にお互いが料理をしたり子どもの世話をしたりする。」ということなんです。
安藤 ご自分の生活体験から、男性の育児を支持してくれたということですね。
鈴木 はい、伊勢には大きなメーカーさんが少ないので、昔から、商店や自営業の方が多いんです。そうした土地柄もあるかもしれないですね。
安藤 逆に、否定的な意見はどうですか?
鈴木 行事で顔を出した時に、「休みとらんと仕事せーよ!」とどこかからか怒鳴りつけられたことがありました。
【育児はお仕事です。】
安藤 他の首長さんの場合も「公務を休むなんて…」と言われたそうですが、育休は「休み」ではないですからね。
鈴木 はい、全然休めないです(苦笑)
安藤 そうですよねぇ。多分、実感されたと思いますけど、育児は非常に大変な労働というか…。
鈴木 そうですよね、お仕事ですね。
安藤 「仕事している方が楽だったよ」なんて言う人もいました。
鈴木 (笑)
安藤 実際に乳児の世話がいかに大変かということを、男性が身をもって味わうということが育休取得のメリットだ思うのですが、そのあたりは実感ありました?
鈴木 はい、やはりありましたね。
安藤 どんな日常でした?
鈴木 オムツに始まり、オムツに終わる、みたいな、そういう状況でした(笑)
安藤 こんなにたくさんオムツ替えるのかみたいな?(笑)
鈴木 そうです。あとは、炊事・・・昔ずっと中華料理屋とかでアルバイトしていたので
安藤 そうですか。じゃ、キッチンに立つことは苦じゃない?
鈴木 全然苦じゃないです。
安藤 それはママも助かりますね。実は育休とって家事で困るパパって多いんですよ。子どもの世話ってなんとなく手慣れしてくるのですが、やっぱり食事の献立が思い浮かばないだとか、妻の満足するものが作れないとかいう悩みが多いんです。その点、鈴木さんは良かったですね。
鈴木 そうですね。それと、育児休暇というと、最初は、子どものことを見るということに目がいきがちだったのですが、よく考えてみたら、母親の役割をどれだけサポートできるかということが大事なんだな、ということに気がつきました。
安藤 では、3日間とはいえ、非常に収穫が多かった?
鈴木 ええ、もう、むちゃくちゃ多かったです。
【自分が乳飲み子抱えて伊勢神宮を参拝したらどうかな?とイメージ】
安藤 市政の方においてもプラスになりましたかね?
鈴木 はい。伊勢市というのは神宮がありまして、観光客の方がたくさんいらっしゃいます。それで、自分だったら、とイメージするんです。例えば、自分が乳飲み子抱えて、参拝するとしたらどうかなって。どういうルートをとって、どこでオムツを替えるかとか(笑)、例えば、おっぱいはどこでやるんかな?とかね、そんなことをイメージすると、違うやり方が必要かな、と思ったりするんですね。
安藤 なるほどねー。
鈴木 以前僕はバリアフリーの関係で活動していたことがあって、実際に車イスに乗って、一回も降りないというルールを作って、伊勢から京都の宇治市まで行ったことあるんですよ。
安藤 ほー。
鈴木 近鉄電車に乗るところからスタートして、全部車イスで移動することによって、そこで、視点が一つ増えた、という経験をしました。
安藤 うーん、いい体験されましたね。
鈴木 体験することによって、視点が一つ増えて、じゃあ、まちづくりをする上ではどうすればいいかということにつながって行くのですが、やはり、体験することで、すごくやりやすくなったかな、と思います。
安藤 外国の方やお年寄りの方もたくさん訪れるまちですからね、そういった意味では、ユニバーサルなまちづくりをしていくということですね。
鈴木 はい、そうですね。
安藤 僕は東京なのですが、新しい施設には当たり前のように男子トイレにオムツ交換台がついていたりして、男性が育児することは当たり前になっています。伊勢市もそういったハード面での整備が進んでいくのでしょうか。
鈴木 できるところから変えていきたいと思います。
安藤 加えて男性たちには意識面でも変化してほしいですね。小さい子連れて電車に乗る母親たちは大変です。そういうときに、育児している男性なら、ベビーカーを持ってあげたり、エレベーターでドアを押さえてあげたりできるようになると思うんです。それだけで、ずいぶんお母さんたちも救われるでしょうからね。
そういう社会なら、母親たちも家の中に閉じこもることもなく、楽しく外出できるんじゃなかな、と思いますね。そういったこともトップから発進するということも非常に重要なことかな、と思います。
鈴木 そうですね。そう思います。
【「あ、とっていいんだ」みたいな感じにはなりました。】
安藤 一方で、庁内の方では、市長に続いて育休をとられた方は出ましたか?
鈴木 まだです。過去には3人、育休をとった男性職員はおりました。1人は1ヵ月、後は半年と2ヵ月くらいでしたね。
安藤 取得理由としては?率先的にとられてるんですか?
鈴木 奥さんが仕事をしている方でして、奥さんも今後のキャリアのことを考えて、お互いに交代でとるということで育休をとったと聞いております。
安藤 そうですか。そういうことが当たり前になっていけばいいな、と思います。
安藤 では、市長がとったということで庁内の空気は変わりましたか?
鈴木 「あ、とっていいんだ」みたいな感じにはなりました。ただ、僕がとってからは、まだ一人も出ていませんね。
安藤 そうですか。といってもまだ5ヵ月前のことですからね。広島県庁の場合は、知事が育休宣言後の2ヵ月間で、その前の年の半年分の人数が育休申請をしたという成果が出たそうですよ。
鈴木 そうなんですか!
安藤 湯崎さん(広島県知事)の場合は、ランチミーティングというのを若い職員とやっていまして、もうすぐ子どもが産まれる若い男性職員がいると、「育休とったの?」と聞いて、とっていなければ「とりなさい。」と言ってあげるんですって。それが、背中を押してもらえる形になるんでしょうね。
鈴木 なるほど。
安藤 ええ。なので伊勢市もせっかくいい空気を市長が作ったので、もう少し職員に対して直接的なバックアップがいいんじゃなかと思いますね。
鈴木 そうですね。バックアップは必要ですね。
【20年後、自分の子どもが成人したときに、どんなまちになっているか】
安藤 どうでしょう。父親になって5ヵ月。意識とか、行動面での変化はありましたか?
鈴木 はい、僕はこの街を将来どうしていこうかということをイメージしてやっていますけども、自分に子どもができると、この子が二十歳になったときにどういうまちにしておくべきか、今まで以上に考えるようになりました。
安藤 以前よりも?
鈴木 はい!それはもう、すごく強いですね!20年後、自分の子どもが成人した時に、自分の父親が、いい仕事をしたのか、悪い仕事をしたのか、やっぱり見られますからね。
安藤 子どもに誇れる仕事を、ということですね。
鈴木 そうですね。
安藤 では今後、しつけとか、生き方とか、そういったことを父親として子どもに伝えなきゃいけない局面がやってくるわけですが、鈴木パパとしては、どんなことをお子さんに伝えて残していこうと思っていますか?
鈴木 いやー、まだそこまでは考えてないです。でも、物事をちゃんと見たり感じたりできる人になってほしいなと思います。
安藤 自分の考えを持ってほしいと。
鈴木 ええ、まぁ、「生き方」ですよね。
安藤 そう思われるのは、最近の若者が内向思考とか元気がないとか言われていますけど、そういうことも関係していますか?
鈴木 そういうこともありますが、社会がだんだんシステマチックになってきていますよね。そのシステマチックなものは、人々によって作られたものであるということをちゃんと認識しないといけないと思いますし、その辺がちゃんと見極められるようになればいいかなぁ、と思います。システムというのは、政治にしても、極端な話、時間にしても、永遠にあるものではないですから、そういったことを、いろいろと知ってもらえたらありがたいかなぁ、と思います。
安藤 なるほど。その中で、自分がどういった社会的な役割を担っていくかっていうことですね。
鈴木 はい、そうです。
【「子どもは多ければいい」という考えを見直す時期なんじゃないかなぁ】
安藤 子育て支援という言葉がありますけど、支援しなきゃいけないからそういう言葉があるわけであって、そういうものがなくてもいいような社会になればいいなぁ、と我々もよく思っています。
実際、伊勢市では、毎年何人くらいの赤ちゃんが産まれていますか?
鈴木 1000人をちょっと越えるくらいです。出生率は1.3くらいですから、全国平均くらいですね。
安藤 その数字についてはどのようにお考えですか?
鈴木 最近は子どもを持つことができない人もいるので、多ければいいという考えをそろそろ見直す時期なんじゃないかなぁ、と思っています。それを、少子化だからというように、強制的に議論に転換してはよくないと思うんですよ。戦時中の「産めよ増やせよ」みたいにね。
安藤 年金制度を維持するために、みたいなこともですか?
鈴木 そうそう。そういう体制側からの視点だけでなくて、いろんな生き方から認めるべきですね。
ただ、今の若い子が30歳を越えると、出会いの場が少なくなってくると思うので、出会いの場を応援していくとか、そういうことをやっていきたいですね。
安藤 子どもを増やすというより、家族を増やすという発想ですね。日本は、結婚しないと子どもが産まれないというか、そういう仕組みが根強いですよね。フランスのように、事実婚が認められれば、子どものこともずいぶん変わってくると思うんですけど。
鈴木 ですから、ファザーリング・ジャパンさんみたいな活動をしていただくと、やっぱり、違和感の種をまくことになり、それが議論に発展していきますから、いいですよね。やっぱりそういう若い人たちに、結婚生活だとか、子育てや、子どもを通じた地域の活動といった、ポジティブな情報をどんどん発信していきたいなぁ、と思います。
そうじゃないと、閉そく感がどんどん広がっていきますから。それを、東京からの発信だけでなく、伊勢は伊勢の中でどんどん発信していっていきたいなぁ、と思います。
安藤 FJ東海もありますのでね、伊勢のパパもどんどん発掘していきたいですね。
【父子家庭に就労支援をしていこうと考えています】
安藤 伊勢市の子育て支援とか、次世代育成のことについて、もう少しお話を伺えますか?何か目玉政策などはありますか?
鈴木 はい、子ども家庭相談センターというものを、今、庁内で構築しているところです。4月ぐらいからスタートできるように準備をしています。学校現場などでも、DVの報告などがあるのですが、今までは、「こども課」というところで、保育所の受付などをしながら、相談業務をしていたのですが、それを、相談だけに特化したものを作ろうということで今やっています。
安藤 子どものこと、あるいは家庭内のことを総合的に支援していくということですか?
鈴木 そうです。専門の臨床心理士がいるようにしていく予定です。
そのほかには、父子家庭、シングルファザーですね、の家庭に対して、就労支援をしていこうとしています。何か資格をとる際にサポートをするような制度です。
安藤 父子家庭支援はファザーリング・ジャパンでもやってきました。法律が変わって児童扶養手当が支給されるようになったのですが、確かにおっしゃるように就労支援、本当の意味での自立支援をしていかないと。行政にはそこも期待したいですね。父子家庭は母子家庭に比べれば数は少ないんですけどね、以前より増えてきていますよね。伊勢市ではどうですか?
鈴木 そうですね、いますね。友人にもいますし。
安藤 そうですか。FJの会員にも4人いて、気にかけています。三重県にも1人いて、彼の娘さんが小1なので、うちの娘が着られなくなった洋服や靴を送ってあげるだけなのですが、喜んでくれます。
鈴木 はいはいはいはい、わかります(笑)
安藤 そういったネットワークによる支え合いというのは大事だと思うのです。物的支援だけでなく、精神的にも。
鈴木 そうですね。
安藤 誰もがひとり親になる可能性はあるし、もしそうなったときに、そういったセーフティネットがあるかないかでずいぶん違うはずです。それプラス行政の支援がしっかりあれば、たとえひとり親でも、笑顔で子育てができるんじゃないかと思います。
【未知なることを楽しめるような気持ちを持ってほしい】
安藤 では最後に、伊勢にも若い父親がたくさんいると思うのですが、その方々や、これからパパになる方にメッセージをお願いします。
鈴木 まぁでも父親になって半年なんでね~。うーん。「明るく楽しくがんばろう」くらいしか言えないですけどねー。
あえて言うなら、未知なることを楽しめるような気持ちを持っていただいたらいいかな、と。毎日が初めてのことですが、それをプラスと思うかマイナスと思うかはその人次第。
安藤 育休をとることについてはどう思いますか?
鈴木 それは人それぞれでいいと思います。勇気を出して一歩を踏み出すということも大切だし、もし壁があったとしても、その壁をもう一回見直すことも、そのまま体験になるし、行けたら行けばいいし、ダメだったら、違うアプローチを考えればいいですからね。
安藤 最初からすべてうまくいくことなんてないですからね。
鈴木 ないですよね。
安藤 そういうバランス感覚と勇気をもってということですね。
鈴木 メッセージを伝えたいのは、子どもがあるお父さんへというよりは、どちらかというと、企業の経営者の方ですね。
経営者の方々が、もう少し子育てに対するお気持ちをさらにちょっと持っていただく配慮と、人員的なシフトの組み方だとかを見直していただければと思います。
例えばこの辺ですと、地方ですから介護施設がこれからすごく増えていくと思うんです。このような施設のローテーションの中では、なかなか休めない。それはどうしてかというと、合理化しすぎた故に、余裕のない合理化になってしまっているんですよね。
安藤 誰か休むと仕事に穴があいちゃうと。
鈴木 そういう意味でも少し配慮をいただけると、育休もとりやすいでしょうね。
安藤 企業の仕組みや経営者の意識が変わることで、次世代が育成されていくということでしょうね。
鈴木 そうですね。
安藤 「育児休暇」ではなく「育児修行」だと言ったりしています。本業の仕事にも良い効果があるはずです。
鈴木 その方がいいですね。
安藤 自治体も「パパも子育てもっとがんばれー」だけじゃなくて、男性が育児参加したことによって本人のモチベーションや職場の空気がどう変わったかなどの成果もっと検証して、情報として発信していって欲しいと思います。それが、若い世代の勇気だけでなく管理職層への納得感に繋がるのではないでしょうか。そういう意味で、今回の鈴木さんの育休取得は伊勢市のパパ達の希望の光だったんじゃないかと思います。もし第二子がお生まれになったときには、是非また育休とっていただけたらと思います。
今日はお忙しいところありがとうございました。
取材・文/ファザーリング・ジャパン東海 草深浩光